息子が7歳(小学1年生の1月)の時に、英検Jr.ブロンズから英語の勉強を開始しました。2か月間、ほぼ毎日1時間から1時間半、勉強することで徐々に英語に慣れていきました。息子は自閉スペクトラム症とADHDの強い特性を持っており、一人で集中して勉強するのは難しいのでいつも一緒に取り組みました。
結果、88%の得点を取ることが出来たので、実際に使った問題集と、教え方のコツ、受験の流れについて紹介します。
ちなみに、英検Jr.は英検の級とは違って、合否の判定はありません!得点率で英語の習熟度を測ります。
英検Jr.オンライン版テストを利用しました
自宅のパソコンで受験(所要時間30分)できたので、発達障害の特性(衝動性が激しくおしゃべりも多い)を持つ息子にとっては都合が良いと思って、英検Jr.オンライン版テストを利用しました。指定会場でのペーパーテストだったら、おそらく受験できなかったと思います。
申し込みの手順
受験の申し込みは、まず最初に英検Jr.オンライン版に登録して、オンラインで申し込みと決済しました。
受験料は¥2,300でした。
結果:40 / 45 (88%)
使用した教材(2つの教材を選んだ理由)
当時7歳の息子に少しでもわかりやすく英語を教えることができるよう、私自身が事前にある程度理解しておく必要があったので「公式問題集」と「金フレ」という単語帳を使って、TOEICの勉強をすることにしました。この2つを同時並行で取り組みました。※詳細は別途投稿します
この選択は、結果的に、英語初心者として、最も良い始め方が出来たと思います。この方法が良かったので、息子にも同じような方法を検討しました。
子どもにはTOEICより英検の方が向いていると判断しました。いきなり英検5級は難しいので、英検Jr.を選択し何か良さそうな教材がないか探しました。
旺文社の「楽しくはじめる児童英検ブロンズ」とアルクの「キクタンキッズ初級編」が、TOEICでいうところの公式問題集と金フレに似ていると思ったので、この2冊を選択し同時並行で勉強開始しました。
この教材には指導冊子があります。まえがきとそれぞれの章にポイントが書いてあり、その通りに進めました。この教材のおかげで英文と試験形式に慣れることが出来ました。
英検Jr.ブロンズは絵を見ながら、英語を聞き、答えを選択する形式です。
文字を読む必要はなく、聞いて理解する力を育むために自然な英語の音にできるだけ多く接する。聞こえたとおりの音で覚えることが大切です。
- 一日当たり1章ずつ取り組みました。
- 単語や会話表現を一緒にCDで発音確認して音読しました。
- 1周目は1章から6章まで確認したあと7章を試験形式で行いました。
- 2周目からは最初に問題に挑戦して答え合わせをし、徹底的に音読しました。
キクタンキッズ初級編の使いかた
もう一つの教材はアルクのキクタンキッズ初級編です。これは英検Jr.ブロンズに対応しています。この教材はスピーディーに進めて全部で8回まわしました。
1~2周目
1日当たり14トラック(2week分)ずつ意味を確認しながらCDを聴いて音読
3~4周目
1日当たり21トラック(3week分)ずつ意味を確認しながらCDを聴いて音読
5周目
全問クイズ形式で理解度を確認
6~7周目
1日当たり42トラック(全部)を意味を確認しながらCDを聴いて音読
8周目
全問クイズ形式で理解度確認したところ全問正解したので完了
勉強を教える際に注意したこと
初めての英検でしたが、なんでもやりたがりの息子は興味をもって取り組んでくれました。
しかし、自閉スペクトラム症とADHDの特性が強く多動なので、教えている最中でも机の前に座り続けることが出来ませんでした。何かをきっかけに立ち上がったと思うとすぐにどこかに行ってしまいます。
そんな時でも叱らず注意せずひたすら待ちます。しばらくすると帰ってきてくれます。どうしても帰ってこない時は様子を見に行きます。本を読み始めたりブロックで遊び始めたりなど・・・。(^_^;)
英語の勉強を嫌いにならないでほしかったので、息子が止めたくなったらすぐ止めるようにしました。
そうすることで毎日継続できるよう配慮しました。