息子が7歳(小学1年生の3月)の時に英検Jr.ブロンズを完了してからすぐにシルバーの教材を揃えて、英検Jr.シルバーの勉強を開始しました。
息子は自閉スペクトラム症とADHDの強い特性を持っており、一人で集中して勉強するのは難しいのでいつも一緒に取り組みました。
結果、90%の得点を取ることが出来たので、実際に使った問題集と、教え方のコツ、受験の流れについて紹介します。
ちなみに、英検Jr.は英検の級とは違って、合否の判定はありません!得点率で英語の習熟度を測ります。
英検Jr.オンライン版テストを利用しました
自宅のパソコンで受験(所要時間30分)できたので、発達障害の特性(衝動性が激しくおしゃべりも多い)を持つ息子にとっては都合が良いと思って、英検Jr.オンライン版テストを利用しました。ブロンズのときと同様、指定会場でのペーパーテストだったら、おそらく受験できなかったと思います。
申し込みの手順
受験の申し込みは、英検Jr.オンライン版に登録して、オンラインで申し込みと決済しました。
受験料は¥2,500でした。
結果:48 / 53 (90%)
使用した教材(2つの教材を選んだ理由)
使用したテキストはブロンズの時と同様に、旺文社の「自動英検シルバー」と、アルクの「キクタンキッズ中級編」の2冊を選択しました。この2冊を同時並行で勉強しました。
楽しく始める児童英検シルバーの使い方
まず、旺文社の「楽しく始める児童英検シルバー」ですが、このテキストには指導冊子があり、問題の英文や和訳が載っています。テキストと冊子が別々だと扱いづらいので、冊子の英文や和訳をコピーして切り貼りしました。英文、和訳、重要単語を全て一冊で確認できるようにすれば、行ったり来たりするわずらわしさがなくなります。
これは私が使っているTOEIC公式問題集をヒントにしました。公式問題集にも別冊(解答・解説)があり、問題冊子がなくてもそれだけで完結できます。一冊だけで集中して和訳付き英文や重要単語を確認できて便利で使いやすいです。
妻が全ページに切り貼りしてくれたのでかなり使いやすくなりました。コピーを切り貼りする作業は本当に大変ですが、妻はこの地道な作業をただひたすら続けて完成させてくれました。
これにより発達障害の特性の強い息子でも、イライラせず繰り返し読んだり聴いたり効率よく勉強することができました。(赤枠が指導冊子の英文と和訳を切り貼りしたものです)
キクタンキッズ中級編の使い方
次に単語帳です。キクタンキッズ中級編には約380語の単語が掲載されています。英検Jr.シルバーは主に英語学習中級レベルの児童を対象にしているので、この単語帳がぴったりです。
単語帳で単語だけを覚えようとしても大変です。単語は色んな場面で何度も出会うことで定着します。そういう意味で単語帳と児童英検シルバーのテキストを、2冊同時並行で取り組みました。
勉強を教える際に注意したこと
英検Jr.シルバーの勉強も常に一緒に行いました。自閉スペクトラム症とADHDの息子は多動なのですぐに席を離れてどこかに行ってしまいます。その度に中断してしまいますが、注意したり叱ったりせず帰ってくるのをひたすら待ちます。(^_^;)
そんなわけで特に時間は決めていませんでしたが、上記の2冊を同時並行で進めると1時間以上はかかりました。集中してできればもっと少ない時間でできたと思います。
単語帳で単語を覚えるのは大変です。とてもじゃないけど持ちません。だから頑張って暗記しようとせず、繰り返し読むだけにしました。でもそれだけでかなり覚えることができました。子どもは吸収するのが早く記憶力も良いのだ、と改めて思いました。