発達障害(自閉症スペクトラムとADHD)の息子が、グレーなお父さんと一緒に数学の勉強を始めたら、小学6年生で数学検定準2級に挑戦する話

うれしい周囲のサポート

発達障害の強い特性を持つ息子は、常にだれかのサポートが必要でした。小学校で授業中に落ち着いてじっとしていることが出来ず、おしゃべりも止まりません。そういう訳で通常学級ではなく、特別支援学級でお世話になっていました。

国語や算数などの科目は、特別支援クラスの少人数で授業を受けていました。小学3年生の頃まではよくパニックになっていたため、その少人数クラスでさえも、一緒に授業を受けることが出来ませんでした。先生やクラスのみんなと上手にコミュニケーションが取れないことが多く、迷惑をかけてしまうことが度々ありました。そんな状況でも先生方やクラスのみんなは、息子のことを理解して対応してくれました。自然とインクルーシブの環境を作り出してくれていたのです。私は周囲の人たちの協力が本当にうれしかった。そして妻も私も毎日楽しそうに学校へ通う息子を見て、いつも安心していました。

学習面で遅れないように

衝動性の激しい息子は頭の中も多動状態のようです。色んな刺激が入ってきては、全てに反応してしまうのです。そんな状態だから授業中に先生の話を集中して聞くのは難しいのです。妻と私は心配しました。いずれ息子は授業内容が理解できなくなり、ついていけなくなるのではないかと。そこで私達は考えました。息子の理解度に合わせて先取り学習をし、とにかく遅れないようにしようと。

国語・算数・理科・社会の4教科において、問題集や参考書を一通りそろえました。息子は家で毎日少しずつではあるけれど4教科全ての参考書や問題集に取り組みました。妻はほぼ毎日付き添い、進捗を確認して軌道修正してくれました。新しい所や分からない所は私が一緒に取組みました。分からない所を解けない時や思うように進まない時は、パニックになって対応が大変でしたが、毎日取り組んでくれたおかげで息子は遅れることなく着実に習得していきました。

得意な算数を伸ばそう

息子は全教科の中で算数が特に好きでした。発達障害の子はどうやら数字の羅列した表やグラフが大好きなようで、うちの子も大好物です。算数は他の教科より特に先行して進めることが出来たので、小学5年生の初め頃には小学6年生の問題集を全て完了しました。そこで私は次に、数検の教材を使って中学以降の数学を教えることにしました。

高校時代偏差値40を切っていた私が、中学の数学を教えることが出来るだろうかかなり不安でした。私は前もって理解しておこうと教材の本を開きました。そしたら驚いたことに内容を理解できるではありませんか。私は学生時代勉強は苦手でしたが、小学校の問題集を息子と一緒に取り組むうちに、次第にできるようになっていたのでした。私はそれ以来、自信を持って息子に教えることが出来ています。

楽しくなってきた

息子は発達障害の特性が強く、すぐにパニックになって困らせることもあるけれど、私は一緒に勉強するのが本当に楽しい。それに少しずつレベルアップしていく息子の姿を見るのが、とてもうれしいのです。

数検は中学1年生レベルの5級から始めて4級、3級と勉強を進めました。5級、4級、3級は本試験を受けなかったけれど、過去問4回分を試験形式で時間を計って解いたら、全て80%以上取れたので高校1年生レベルの準2級の勉強に入りました。これからも更に上の級を目指して一緒に勉強を進めていこうと思っています。


息子と私が勉強してきたこれまでの経緯をブログで紹介していきます。