発達障がい(自閉症スペクトラムとADHD)の息子が、毎日お母さんに読み聞かせをしてもらったら、息子は読書が好きになり読解力と速読力がついた話

本好きになってもらいたい

私の息子は3歳の頃から、他の子と違って落ち着きがなくてじっとしていられず、衝動的に行動してしまう子でした。4歳の時に発達障がい(自閉症スペクトラムとADHD)と診断されました。息子は相手の気持ちを汲み取るのが苦手なので、コミュニケーションを上手に取ることが出来ませんでした。妻と私は読書が息子の特性改善につながるかもしれないと考えました。読解力を向上させれば、本に書かれている内容を理解し、行間から書き手の言いたいことを汲み取れるようになるだろう。そして上手にコミュニケーションをとれるようになるだろうと思ったのです。

絵本の読み聞かせ

妻は息子が赤ちゃんの時から、すでに毎晩本の読み聞かせを始めていました。妻は自分が子どもの頃、母親によく本を読んでもらい、楽しかった思い出があったので、自分も子どもに読んであげようと考えていたようです。息子は本を読んでもらう時はいつも興味深く聞いており、なかなか眠ってくれませんでした。だから妻は毎晩1時間から1時間半程の時間をかけて本を読んであげていました。

妻のこだわり

妻は息子に本を選ぶ時はいつもこだわりがありました。それは自分が読んで面白くない本は、息子にとっても面白くないはずだという事です。なので、本を買う時は人気のある本を適当に選ぶのではなく、中身をよく読んで確かめていました。本選びにはかなり時間をかけていました。そのおかげで妻の選ぶ本はハズレがほとんどありませんでした。そして本の内容について息子とよく話をしていました。息子は本が好きになり、自分でも本を読むようになりました。最初はほとんど絵本でしたが、文字の多い本も徐々に読むようになりました。

本の力

発達障がいで特性が強く普段はとても騒がしいのですが、本を読み始めると静かになります。ものすごく集中しておとなしく読むので、まるで別人のようでした。これには幼稚園や小学校の先生方も驚いていました。私達は外出する時はいつでも、息子のために本を10冊以上袋に詰めて持ち歩いていました。車の運転中は信号が赤になるたびに騒いでパニックになるし、食事をしようとファミレスに行っても、待ちきれずに大騒ぎして周囲の人達に迷惑をかけていました。でもそんな時、一冊の本を手渡すと、ピタッと収まります。妻と私は幾度となく本に助けられました。

読書の効果

ある時息子がものすごい速さで本を読んでいることに気がつきました。私は興味がなくて読むのをやめたのかと息子に聞いてみると、そんなことはない全部読んだと言いました。それとなくあらすじを聞いてみると的確に説明してくれました。私たちは驚きました。妻や私では到底読めないスピードで読み切ってしまうようになったのです。息子はたくさん本を読むことで、相手の気持ちを汲み取れるようになったと私は思います。また徐々にではありますが、コミュニケーション能力が上がったようにも感じます。これまで読書によって身についた読解力が、いろんな場面で威力を発揮しました。


ブログでは今までにどんな本を読んだか、また読んだ時期などを紹介していきます。