結果は60問中53問正解(88%)で合格
2018年1月に英検3級に合格しました。
小学3年生の時でした。発達障害の特性を持つ息子に英検3級を一般受験させるのは難しいであろうと考え「受験上の配慮」を利用することにしました。
受験上の配慮対応をしてもらうことで安心して受験することができました。
試験当日のこと
英検3級の一次試験は13:20からなので朝10:30に家を出発、お昼ご飯は消化の良いものをということで「いわしや」のきつねうどん(温)に決定。
いつも行列の人気店だけど開店5分前に到着したので待つことなくすぐに食べることができました。
息子は満足して気分よく試験会場へ向かうことができました。
試験会場は英検4級の時と同じ場所でした。
英検3級の一般会場には40人程収容の教室が4部屋用意されていたので、この会場だけで3級の受験者数は160人ぐらいだったと思います。
息子は受験上の配慮対応をしてもらったので、一般とは別の部屋で受験させてもらいました。
試験官は若い男性の方でした。
発達障害のことをよく理解されていたので、くわしく説明せずともこちらの事情をすぐにわかってくれました。
妻と私が教室を出ようとした時でした。
試験開始10分前だと言うのに息子は急にトイレに行きたい、と言い出しました。他の教室ではすでに音声テストが始まっていましたが、トイレに行かせてもらいました。
さっそく受験上の配慮対応をしてもらいました。
こんな状態で大丈夫であろうか、と部屋を離れる時かなり不安でしたが試験は開始されました。
あっと言う間に時間は過ぎて試験が終了しました。
衝動性の強い息子は試験が終わるとすぐに部屋から出てきてしまいました。
いいのかなと思っていたら試験官もあわてて追いかけてきました。
よく見ると息子の荷物を持ってきてくれていました。そして笑顔で渡してくれました。
妻と私は最後の最後まで迷惑かけて申し訳ない、という思いで感謝し礼を言って帰ることに。
息子に試験内容はどうであったかそれとなく聞いてみると、それほど難しくなかったと言いました。
なんともたのもしい。心配していたライティングもしっかり書けたらしく、手応えあったのか終わって充実感があるようでした。
とても元気でがっかりした様子もなく落ち着いていたので妻も私も安心しました。
発達障害者にとっての英検
練習した通りにできた
発達障害で不器用な息子は文字が大きく雑になってしまうので、特にライティングの解答をきちんと書けるか心配していました。
筆記は太さ2.0のシャープペンシルで書くこと、またライティングは鉛筆で書くように教えていましたが、しっかりできたようです。
息子は筆記とライティングが完了した時点で20分近く時間が余ったと言いました。
凄い、そんなに早く終わったのか、と聞いて驚きました。
早く終わったのでトイレに行かせてもらい、その後のリスニングテストもトイレを心配することなく順調に受けることができたようです。
受験上の配慮対応
受験終了後の混雑を心配しましたが、受験上の配慮対応により試験終了後、待つことなしにすぐに退室させてもらえました。混雑前に会場を後にすることができてよかったです。
息子の場合、混雑した場所ではほぼ確実にパニックになるので、英検のこの対応は本当に助かりました。
今回は受験申請の時、受験上の配慮で「車での来場」を許可してもらえました。
そのおかげで息子は終始、落ち着いてゆっくり行動できました。
イライラしたりパニックになることなく試験に集中できました。
まとめ
英検は発達障害に対して理解が深いです。
今回も試験官にこちらの状況をくわしく説明せずとも、色んなことを柔軟に対応してもらえました。
前回と同様、安心して取り組むことができました。