前回の第6回目テストから
前回の第6回目TOEICテスト結果は645点でした。
音読筆写でトレーニングしたおかげで、再び600点台を取ることができました。スコアが戻ってホッとしましたが音読筆写は大変でした。
これを継続するには、強い意志を必要とします。途中でやめたくなることが度々ありました。
英語を習得するのにある程度の努力や根性が必要かもしれませんが、それでは長続きしません。
日々のトレーニングをできるだけ楽しくやりたいものです。
楽しいことはもちろん、たくさんの英語に触れることができる方法を検討しました。
次にやること
そういうことなら多読でしょう。
多読なら毎日継続することができそうです。それにたくさんの英語に触れることになります。
書店の英語コーナーを見ても多読用の本が数多く並んでいます。
多読でたくさん英文を読めば英語に慣れ、初見の問題でも読み取れたり聞き取れたりできるようになるだろうと期待しました。前回テストの問題点は
- 音読筆写のトレーニングはつらく継続するのが難しい
- 音読筆写は時間がかかりすぎてたくさん読むことができない
これらの問題を考慮しつつ多読に取り組むことにしました。
多読について
多読をするきっかけとなったのは下記二冊でした。
「英語上達完全マップ」の著者や「英語耳」の著者は次のように言っています。
- 高度な英語力を支えるのは大量の読み
- 多読を開始する時期はTOEIC 500~600くらいが良い
- 読んでも理解できない英文はいくら聴いてもわからない
- 読んでわかっても、話すスピードを超えた速度で英文を理解できなければ聴き取れない
- 背景を知らない話は、英文がわかってもよく理解できないことがある
これらの問題を一気に解決する方法が多読らしいのです。
更に楽しんで多読できれば言うことなしです。さっそく方法を検討しました。
多読で使用した本
上記二冊の本には、多読のやり方も記されており、それらに従って読む本を選びました。
多読用の数ある本の中でも、初級の日本人のために作られたラダーシリーズが良いとありました。
ラダーシリーズは難易度別に本が用意されています。今回読んだ本は下記の通りです。
- Level1 日本昔話1 桃太郎ほか
- Level1 セロ弾きのゴーシュ
- Level1 杜子春
- Level1 エジソンストーリー
- Level1 トムソーヤの冒険
- Level1 美女と野獣
- Level2 ハックルベリーフィンの冒険
- Level3 怪盗ルパン傑作短編集
- Level3 赤毛のアン
- Level4 スティーブジョブスストーリー
- Level5 ザッカーバーグストーリー
- Level2 モーツァルトストーリー
- Level3 怪盗ルパン傑作集
- Level3 シャーロックホームズの事件簿
- Level1 アインシュタインストーリー
多読のやり方
「英語耳」と「英語上達完全マップ」に書かれている通り、多読をやってみました。
- 辞書を引かなくても、ある程度分かる本をよむ
- 分からない所は飛ばす。わかっている所をつないで読む
- つまらなくなったらやめる
2カ月間、ただひたすら多読に取り組みました。やってみるとなかなか楽しくて、夢中で読みました。
テスト結果 7th
第230回 2018年5月20日
TOEIC | L&R TEST | date | Listening | Reading | Total |
1st | (第209回) | 2016/4/10 | 295 | 275 | 570 |
2nd | (第215回) | 2016/11/20 | 305 | 285 | 590 |
3rd | (第218回) | 2017/3/12 | 385 | 265 | 650 |
4th | (第223回) | 2017/9/10 | 355 | 300 | 655 |
5th | (第225回) | 2017/11/19 | 350 | 245 | 595 |
6th | (第228回) | 2018/3/11 | 365 | 280 | 645 |
7th | (第230回) | 2018/5/20 | 290 | 265 | 555 |
まとめ
多読は良いけれど
英語学習する目的の一つに、洋書を読めるようになることとありますが、その理由が分かりました。
英語の読書はおもしろいです。
読んだのはラダーシリーズですが、これはかなり良いです。
できればTOEICテスト対策のためでなく、純粋に英語の読書だけを楽しみたいと思うようになりました。
そのため他の勉強はあまりやりませんでした。当然、次に受けたTOEICテストは散々な結果でした。
学習方法の再検討
多読をするようになって、英語学習を楽しく出来るのは良いのですが、それだけではいけません。
TOEICは英語の総合力が顕著に出るテストです。
私の場合、多読だけでは足りませんでした。
まだ何かが足りないのでしょう。勉強のやり方をもう一度、考え直すことにしました。