TOEICの勉強[9th]精読とシャドーイング

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前回の第8回目テストから

前回の第8回目TOEICテスト結果は640点でした。

リスニングパートで聴き取りがかなり楽になりましたが、リーディングパートのスコアが思うように伸びません。

テストではリーディングパートの時間がいつも足りません。ほぼ毎回20問程度残していました。

英文を読むスピードを上げれば良いのでしょうが、速く読むと文意がつかみとれません。

以前、速読の練習で無理やり速く読んだことがありますが、全く効果ありませんでした。

文章は意図的に速く読んでどうにかなるものでなく、地道にたくさん読み込んでいるうちに速くなるものだと考えています。

そして速く読みたいのであれば無理やり速く読むのでなく、最初にしっかりと英文を精読をできるようにするべきしょう。

次にやること

英文を速読するために、しっかりと精読できなければいけません。

そのために文法知識が必須です。

文法は以前「フォレスト」や「大岩のいちばんはじめの英文法」で勉強してあったので、精読に活かせます。

精読とシャドーイングを同時に行うことで相乗効果を狙います。

精読とは

英文を後ろから和訳するのでなく、頭から読み下しながら意味理解するために、精読が必要です。

精読は主語Sや動詞Vの判断、品詞や文構造の見極めなどをするので、文法知識が役に立ちます。

英文を速く正確に読むにはしっかりと精読をするべきです。

シャドーイングとは

もともとリスニングパートの聴き取りを強化するためにシャドーイングを取り入れていましたが、シャドーイングはリスニングだけでなく、リーディングの能力にも影響するようです。

そのことが下記「シャドーイング・音読と英語コミュニケーションの科学」に記されています。

シャドーイング・音読と英語コミュニケーションの科学 門田修平著

シャドーイングにはプロソディとコンテンツの2種類があります。

プロソディは音声の正確性をより気にしながら行うものであり、コンテンツシャドーイングは英文を頭から読み下すと同時に意味理解します。

コンテンツシャドーイングは慣れていないと難しいですが、英文を精読すれば比較的スムーズにできます。

そのため文法知識や文構造の理解が大事なのです。

精読とシャドーイングのやり方

使用した教材

公式問題集 Vol.3
公式問題集 Vol.2

精読の手順

  • 主語Sと動詞Vの判断
  • 単熟語の意味や品詞を確認
  • 文構造を見極める(句・節・基本文型・文法)
  • チャンクごとにスラッシュを入れる
  • 前から読み下して意味理解

シャドーイングの手順

シャドーイングの練習を始める前に必ず英文を精読しておきます。

  1. 音声を聴いて発音、音声変化を確認する。
  2. 音声をまねて音読する
  3. オーバーラッピングで完全コピー
  4. プロソディシャドーイング(1語遅れて声に出して読む)
  5. コンテンツシャドーイング

コンテンツシャドーイングをつっかえずに尚且つ英文を頭から意味理解できるまで繰り返します。

テスト結果 9th

第232回 2018年7月29日

TOEICL&R TESTdateListeningReadingTotal
1st(第209回)2016/4/10295275570
2nd(第215回)2016/11/20305285590
3rd(第218回)2017/3/12385265650
4th(第223回)2017/9/10355300655
5th(第225回)2017/11/19350245595
6th(第228回)2018/3/11365280645
7th(第230回)2018/5/20290265555
8th(第232回)2018/7/29350290640
9th(第235回)2018/11/18355295650

まとめ

シャドーイングの手応え

スコアは前回とほとんど変わりありませんでしたが、「音読 → オーバーラッピング → シャドーイング」の練習は手応えがあります。

やるほどに英文の聴き取りや読み取り能力が上がっていくような気がします。

このトレーニングを続けていれば、必ず英語の総合力が上がるはずです。

音読パッケージの真価

シャドーイングできるようにするために精読が欠かせません。

そのために文法が必須です。またオーバーラッピングできるようにするために発音ルールや音声変化の対応が必須です。

音読 → オーバーラッピング → シャドーイング、と関連させて学習することで、必要な事を全て身につけようというわけです。

「英語上達完全マップ」の著者が提唱する音読パッケージは、英語学習における全ての要素をカバーする最適な英語学習方法だったのです。

改めてそれを実感しました。

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