TOEICの勉強をはじめたきっかけ
発達障害の息子に英語を教えるため、私自身が英語の知識をある程度知っておく必要がありました。
私は学生時代、勉強が苦手でした。高校時代は偏差値40を切るほど成績は悪く、英語も例外ではありませんでした。
これまでほとんど英語を使うことのない環境にいましたので、ほとんどゼロからのスタートでした。
息子には英検を使って教えることにしましたが、私はTOEICの教材を使って勉強を開始しました。
勉強方法の検討
はじめは英語をどのように勉強したら良いのか見当がつきませんでした。
インターネットを見てもたくさんの情報があってわかりづらかったので、必要なことは本で調べるようにしました。
書店へ行く機会はよくありましたが、英語関連の書籍など気にしたことがありませんでした。
しかしよく見るとどの書店もTOEICや英語関連のコーナーが充実しています。
問題集や参考書だけでなく、具体的な勉強法やコツについて書かれた本もかなりたくさんありました。
書店でまず、具体的な勉強方法やコツについて書かれている本を何冊も読みました。
そしてどの本の著者も必ず共通していることがありました。
それは公式問題集を使うこと、TOEICに特化した単語帳を使うことなどです。
使用した教材
早速、下記の新公式問題集Vol.6と、単語帳に金フレを購入して勉強を始めました。
公式問題集Vol.6を何回も回した後、Vol.5とVol.4も購入しておなじようにトレーニングしました。
公式問題集の使い方(勉強方法)
公式問題集は2回分のテストが収録されていて音声もあります。
TOEIC試験がどのようなものか全く把握していなかったので、実際の試験のように時間を計って解きませんでした。それよりこの問題集をどう使うか検討しました。
公式問題集は別冊に問題の解答や解説(要点説明、和訳スクリプト、重要単語)が載っています。問題集の問題部分は使わず、この別冊だけを下記方法で勉強しました。
- 重要単語、和訳、要点説明をチェックする
- 英文だけで意味理解できるように黙読する
- 音読する(ささやきでもいい)
上記手順を繰り返し行う目的は、英文に慣れること、重要単語やよく使われる単語を覚えることです。
注意点は下記の通り焦らず無理をしないことです。
- 意味理解できないのに早く読もうとしない
- 文法や文構造が分からない場合は必要以上に悩まない
- 全部読み切ること
テスト結果 1st
第209回 2016年4月10日
TOEIC | L&R TEST | date | Listening | Reading | Total |
1st | (第209回) | 2016/4/10 | 295 | 275 | 570 |
まとめ
英語の世界に一歩踏み出すことが出来た
いちばんはじめの勉強に公式問題集と金フレはを選択したことは良かったです。
たくさんの参考書や問題集に手を出して対応できなくなるより、一冊の公式問題集や同じ単語帳を集中して取り組む方が、英語に慣れ、TOEICの試験形式を知ることができたからです。また両方を同時に読むことで、単体で行うよりも効率よく学習できました。
学生時代に勉強が苦手で、英語など全くできなかった私が、公式問題集や金フレのおかげで英語の世界へ入っていくことができました。
年齢とともに特性が改善
私は学生時代にどのような問題集でも最後まで読み切ったことがありませんでした。
集中力や持続力が無かったからです。しかし40歳を過ぎた辺りから自分の中で何か違う気がしました。
発達障害のような特性があったあの頃と何か違うのです。今は不思議と継続できます。
公式問題集は1周だけでなく20周程回すことができました。しかも三冊も。
おそらく年齢とともに落ち着かない衝動的な特性が緩和したのかもしれません。
記憶力について
年齢を重ねるにつれて記憶力の低下を心配したのですが、45歳を過ぎても学生の頃と変わりません。
記憶力が低下した気がしないのです。毎日英語の勉強をしていることが、記憶力を維持するのに良いのかもしれません。