私は、「英語上達完全マップ」の著者である森沢洋介先生の本の中で國弘正雄先生のことを知りました。
「英語の話しかた」の著者である國弘先生は、同時通訳の神様と呼ばれている方で、英語学習をするのに只管朗読、只管筆写という言葉を使っています。
これらは道元禅師の只管打坐(しかんたざ:何も考えずただひたすら坐る)をもじったものだそうです。
道元禅師の只管打坐についてどういうものか知りたかったので道元禅師について書かれた本も読みました。
これらの本を読んで只管朗読や只管筆写がどういうことかわかりました。
数カ月の勉強でTOEIC高得点だの英検1級合格だの、と興味をひかれる話が巷にはあふれていますが、この先生方の本を読んでいると、英語は簡単にマスターできるものではない、と改めて考えさせられます。